はじめに
先日、夫の精索静脈瘤の手術が無事に終わりました。
ブライダルチェックで異常が見つかってから、男性不妊外来を受診し、
検査では
・両側精索静脈瘤
・精液所見の低下
が見つかりました。
医師からは
- 自然妊娠を期待するには、かなり厳しい結果です
とも言われました。
自然妊娠の可能性がゼロと言われたわけではありませんでしたが、
などから、
「改善する可能性があるなら、できることはやっておきたい」
という気持ちが強くなり、手術を受けることを決めました。
実際に手術を受けるまでは、

- 手術ってどれくらい痛いの?
- 術後は普通に歩けるの?
- 仕事は何日休めばいい?
- 費用はいくらかかる?
- 手術して後悔しないかな?
など、不安なことばかりでした。
ですが、実際に経験してみると「想像していたより大丈夫だった部分」と「思ったより大変だった部分」の両方がありました。
この記事では、夫が実際に受けた
- 手術当日の流れ
- リアルな痛み
- 術後の過ごし方
- 仕事復帰について
- 実際にかかった費用
- 妻として感じたこと
を、できるだけ詳しくまとめます。
これから精索静脈瘤の手術を受ける方や、ご家族の参考になれば嬉しいです。
今回受けた手術方法
今回夫が受けたのは、
「精索静脈瘤低位結紮術」
でした。
男性不妊治療でも比較的よく行われている手術方法の一つで、
精索周辺の異常な静脈を結紮し、血流の逆流を改善するための手術です。
夫の場合は、検査で両側精索静脈瘤が見つかっていたため、
左右両方の手術を行いました。
手術は局所麻酔の日帰り手術で、
病院にいる時間はもう少し長かったですが、
実際の手術時間は3時間ほどでした。
局所麻酔だったため、
術後すぐは普通に会話できる状態でした。
手術前日に準備したこと
食事制限について
特に食事制限はなく、当日の朝食も摂取可能でした。
ただ、手術時間が2〜3時間ほどかかるため、その間はトイレに行けないとの説明がありました。
そのため、夫は当日のカフェインを控えていました。
また、飲酒は禁止でした。
術前準備について
手術当日までに剃毛が必要でした。
範囲については病院から事前説明があり、自宅で済ませてから来院しました。
服装・持ち物
病院からは、
「手術室は温度が低めなので、長袖があると安心です」
と説明がありました。
ただし、
の服は不可でした。
また、術後は患部に違和感が出やすいため、
がおすすめです。
夫は術後、
「下着の締め付ける感じが少し痛い」
と言っていて、普段のサイズだと締め付け感が気になる様子でした。
そのため、これから手術を受ける方はワンサイズ大きめの下着を準備しておくことをおすすめします。
仕事は何日休む?
夫は手術日を含めて3日間休みを取りました。
術後翌日に、
- 傷口の消毒
- 絆創膏交換
- 採血
があったため、最低でも2日は休みがある方が安心だと思います。
歩けないほどではありませんでしたが、
- 歩くと少し痛む
- 傷口が引っ張られる感じ
- 立ち座りで痛む
という感じでした。
デスクワークでも、可能なら3日ほど休みを取れるとかなり安心だと思います。
手術当日は車の運転不可
手術当日の運転は禁止でした。
そのため、家族の送迎かタクシーで帰宅するよう説明がありました。
手術当日の流れ
私も付き添いで病院へ行きました。
- 10:00クリニック 来院
受付
尿検査 - 10:15検査室へ移動
血圧・体温測定
点滴確保、抗生剤投与
超音波検査・診察
麻酔 - 11:00手術開始
左側 1時間
右側 1時間半 - 13:30手術終了
妻にラインを入れ
30分ベットの上で安静 - 14:10帰宅
10時に受付をして、10時15分頃には検査室へ呼ばれました。
11時頃から手術開始。
「手術終わったよ」
と夫からLINEが来たのは13時30分頃でした。
夫は両側の手術だったため、片側のみの場合はもう少し短いかもしれません。
実際の痛みはどれくらい?
夫曰く

・最初に打たれた麻酔が一番痛かった
・始まる前がすごく怖かった
と話していました。
麻酔後に器具の金属音が聞こえた時もかなり怖かったそうです。
術中は強い痛みはなかったものの、
「筋を引っ張られている感覚」
はあったとのことでした。
左右両方の手術だったため、左側が終わって右側が始まる時に、また怖さが出てきたそうです。
術後当日の痛み
術後当日の痛みは、10段階でいうと「6〜7くらい」だったそうです。
特に、
- 立ち上がる時
- 座る時
- 歩き始め
などの動作で痛みを感じやすかったようです。
ただ、
「耐えられないほどではないけど、普通に痛い」
という感じだったそうです。
術後すぐに痛み止めを飲み、帰宅後も6時間以上空けながら服用していました。
手術翌日の痛み
翌日の痛みは、10段階で「3〜4くらい」まで落ち着いていました。
歩くスピードはゆっくりでしたが、
- 会話
- 食事
- ゲーム
などは普通にできていました。
夫自身も、
「想像していたよりは大丈夫だった」
と言っていました。
ただ、夜になると陰嚢の腫れが少し気になるようで、
「歩いて踏み込む時が痛い」
とも話していました。
特に長時間歩いたり、力が入る動作では痛みが出やすいみたいです。
術後すぐの無理は禁物
手術の翌日、夫はどうしても新作ゲームの「プラグマタ」が欲しかったらしく、GEOやブックオフをハシゴしていました(笑)
ただ、やはり長時間歩くと痛みが出るようで、
「ちょっと調子に乗った…」
と言っていました。
術後すぐでも日常生活はある程度できますが、数日は無理をしすぎない方が安心だと思います。
術後の生活について
お風呂
- 当日:シャワー・入浴不可(清拭のみ)
- 翌日:シャワー可能
- 抜糸翌日:入浴可能
との説明でした。
日常生活
翌日から日常生活の制限は特にありませんでした。
ただ、
- 階段
- 座る
- 歩く
などでは、皮膚が引っ張られる感覚があり少し痛かったそうです。
激しい運動や肉体労働については、医師との相談が必要とのことでした。
性行為について
性行為や激しい運動は、抜糸翌日から可能との説明がありました。
抜糸は術後1週間後でした。
術後にあって良かったもの
実際に準備していて良かったと感じたものはこちらです。
ワンサイズ大きめの下着
術後は患部が擦れる感じが少し痛かったようで、普段のサイズだと締め付けが気になると言っていました。
少しゆとりのある下着を準備しておいて良かったと思います。
ゆったりしたズボン
術後は立ったり座ったりする時に、傷口が引っ張られる感覚がありました。
締め付けの強いズボンよりも、柔らかくゆったりしたズボンの方がかなり楽そうでした。
クッション
術後は長時間座ると少し違和感があったため、クッションがあると楽そうでした。
車移動や横になる時にも役立っていました。
実際にかかった費用
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| ブライダルチェック | 約30,000円 |
| 男性不妊外来 初診 | 約7,000円 |
| 手術(両側) | 約85,000円 |
| 薬代 | 約1,500円 |
合計:約12万3,500
※手術費には麻酔代・術前検査代を含みます。
ブライダルチェックは保険適用外でしたが、不妊外来と手術は保険適用でした。
費用はクリニックや手術方法によって費用は変わると思うので、あくまで参考程度に見ていただければと思います。
妻として感じたこと
夫が検査室へ向かう後ろ姿は、とても不安そうに見えました。
待っている間、私も落ち着かず、ずっとソワソワしていました。
「頑張れ」
と心の中で何度も思っていました。
手術終了のLINEが来た時は、本当に安心しました。
同時に、
- 痛かったよね
- 怖かったよね
- 不安だったよね
- 本当にありがとう
そんな気持ちでいっぱいになりました。
術後、検査室から出てきた夫を見た時、本当は抱きしめたいくらいホッとしていたのですが、照れ隠しで
「なんか老けた?」
と冗談を言ってしまいました(笑)
そのあと、
「お疲れ様、ありがとう」
と伝えました。
怖かったと思うし、痛かったと思うし、それでも手術を受ける決断をしてくれたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
まとめ
精索静脈瘤の手術は、不安も緊張もありました。
ただ、
「原因が分かった上で前に進めている」
という安心感もありました。
実際に手術を終えて感じたのは、
- 想像以上に怖さはあった
- でも思っていたより回復は早かった
ということです。
今後は、
- 術後の経過
- 精液検査の変化
- 妊活の変化
についても記録していこうと思っています。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

