はじめに
「自分は特に問題ないだろう」
女性向けのブライダルチェックを受けるまでは、そう思っていました。
結婚後、私たち夫婦は妊活を始めました。
ところが最初に異常が見つかったのは夫でした。
ブライダルチェックをきっかけに、精索静脈瘤と男性不妊が判明。手術や通院が続き、夫婦で今後について何度も話し合いました。
夫の手術が無事に終わり、少し落ち着いた頃、
「今度は私自身も検査を受けておこう」
と思い、女性向けのブライダルチェックを受診しました。
そこで言われたのが、
「ネックレスサインがありますね」
という言葉でした。
今回は、ブライダルチェックで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性を指摘された体験と、検査結果待ちの今感じていることについてお話しします。
女性ブライダルチェックを受けようと思った理由
もともとブライダルチェックには興味がありました。
ただ、費用は約35,000円。
保険適用ではなく自費診療です。
決して安い金額ではなかったため、
「今受けるべきかな」
「もう少し様子を見てもいいかな」
と迷っていました。
そんな中、夫のブライダルチェックで精索静脈瘤と男性不妊が見つかりました。
当時は夫の手術や通院が優先で、自分の検査まで考える余裕はありませんでした。
手術が終わり、ひと段落した頃にふと思ったんです。
「夫だけじゃなく、私にも何か原因があるかもしれない」
妊活を始めていたこともあり、一度きちんと調べておこうと思い受診を決めました。
今回受けた検査内容
今回受けたブライダルチェックの内容は以下の通りです。
- 子宮・卵巣の超音波検査
- AMH検査
- ホルモン検査
- 甲状腺機能検査
- 抗精子抗体検査
- CA125(腫瘍マーカー)
- 抗リン脂質抗体症候群検査
- 風疹抗体検査
- 子宮頸がん検査
妊娠に関わる項目を幅広く調べる内容でした。
内診で「多嚢胞かもしれませんね」と言われた
診察ではまず生理周期について聞かれました。
私の生理周期は34〜45日程度。
毎月きちんと来るものの、一般的な周期より少し長めです。
「何か月も生理が来ない」
ということはありませんが、決して規則的とも言えません。
その話をすると医師から、
「周期が長めなので、多嚢胞の可能性があるかもしれませんね」
と言われました。
その時はまだ深く考えておらず、
「そういうこともあるのかな」
くらいに受け止めていました。
エコー検査でネックレスサインを指摘された
その後、超音波検査が始まりました。
まず子宮を確認してもらいましたが、
「ポリープなど気になる所見はありませんね」
とのこと。
少し安心したのも束の間、今度は卵巣の確認が始まりました。
すると医師が、
「多嚢胞っぽいですね」
「左の方がより顕著です」
と話し始めました。
私はエコー画面を見ることができたのですが、そこには小さな黒い丸がいくつも並んでいました。
医師からは、
「こういう黒い丸が並んでいて、ネックレスみたいに見えるのでネックレスサインと言うんです」
と説明を受けました。
初めて聞く言葉でした。
PCOSについて説明されたこと
医師によると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は卵巣の中に未熟な卵胞がたくさん溜まり、うまく成長できなくなる状態とのことでした。
そのため、
- 排卵しにくくなる
- 生理周期が長くなる
- 生理が不規則になる
- 排卵日の予測が難しくなる
といった特徴があるそうです。
妊活をしている人の中には、排卵のタイミングがつかみにくく、妊娠まで時間がかかるケースもあると説明されました。
私には自覚症状がほとんどなかった
正直なところ、私は自分がPCOSかもしれないと考えたことはありませんでした。
多嚢胞性卵胞症候群の特徴について調べてみると、
月経不順・無月経・多毛・ニキビ・肥満などが書いてありましたが、
生理周期は少し長めですが、生理が何か月も来ないことはありません。
アトピー体質で肌荒れやニキビはありましたが、それも昔からのこと。
多毛についても脱毛をしていたため、自覚はほとんどありませんでした。
体型はややぽっちゃりですが、
「自分は健康な方だろう」
と思っていました。
だからこそ、
「まさか自分が」
という気持ちが大きかったです。
まだPCOSと診断されたわけではない
診察が終わったあと、気になってPCOSについてたくさん調べました。
正直、その時の私は
「ネックレスサインがある=PCOS確定」
だと思っていました。
しかし調べていくうちに、ネックレスサインがあるからといって必ずPCOSと診断されるわけではないことを知りました。
今回の診察で言われたのは、
「多嚢胞っぽいですね」
という所見です。
その場でPCOSと診断されたわけではなく、ホルモン検査などの結果も含めて総合的に判断するとの説明を受けました。
つまり、現時点ではまだ結果待ちの状態です。
「夫婦揃って不妊だったらどうしよう」
診察中は意外と冷静でした。
でも病院を出てから、不安がどんどん大きくなりました。
夫の仕事が終わるまで駅で待ちながら、スマホでPCOSについて検索し続けました。
すると、
- 不妊の原因になる
- 妊娠しにくい
- 排卵しづらい
そんな言葉が次々と出てきます。
夫は男性不妊が見つかり、精索静脈瘤の手術を受けたばかり。
今度は私にも原因があるかもしれない。
そう思った瞬間、
「夫婦揃って不妊だったらどうしよう」
「これから時間もお金もかかるのかな」
という不安が一気に押し寄せてきました。
旦那からの言葉に救われた
不安になった私は夫にLINEを送りました。
「受けてきた。私もよくないかもしれん。帰ったら話すね」
すると返ってきたのは、
「良くなかっても一緒に頑張ろう」
という言葉でした。
さらにすぐ電話もかかってきて、
「大丈夫?」
「どんな感じだったの?」
「不安は溜めずに話しなよ」
と言ってくれました。
結果はまだ分かりません。
それでも、一人で抱え込まなくていいと思えたことで少し気持ちが軽くなりました。
現在は検査結果待ちです
今はホルモン検査などの結果を待っている段階です。
結果が出たら、医師から改めて説明を受ける予定です。
夫の精液所見が手術後にどの程度改善するのか。
私のホルモン値はどうなのか。
その結果を踏まえて、
- 自然妊娠を目指すのか
- タイミング法を行うのか
- 不妊治療も視野に入れるのか
夫婦で話し合いながら決めていきたいと思っています。
ブライダルチェックを受けて良かったと思う
今回の結果を聞いた時は正直ショックでした。
それでも、受けて良かったと思っています。
もし本当に治療が必要なら、早めに対応できます。
逆に問題がなければ安心できます。
知らないまま時間が過ぎるより、知った上で選択できる方が私たちには大きな意味がありました。
同じようにブライダルチェックを受けるか迷っている方や、ネックレスサインを指摘されて不安になっている方の参考になれば嬉しいです。

