精液検査で「非常に不良」と言われた体験談|WHO基準との比較と男性不妊検査のリアル

はじめに 

精液検査は、男性の妊娠に関わる力を評価する基本的な検査です。

見た目では分からないため、検査ではじめて問題が見つかることもあります。

実際に私たち夫婦も、妊活前のブライダルチェックで検査を受け、その結果
「自然妊娠を期待するには非常に不良」と判定されました。

さらに精巣エコーでは「精索静脈瘤」と診断されています。

この記事では

この記事の内容
  • 精液検査の実際の数値
  • WHO基準との比較
  • 「非常に不良」と言われた結果
  • 精索静脈瘤との関係
  • 医師から説明された内容

を体験ベースでまとめています


精液検査とは?|確認する主な項目

精液検査では主に以下の項目を確認します。

  • 精液量
  • 精子濃度
  • 精子運動率(前進運動率)
  • 精子正常形態率
  • 精子生存率
  • 総精子数

見た目では分からないため、数値で妊娠の可能性を判断します。


WHO基準値について|誤解されやすいポイント

WHO(世界保健機関)の基準値は「平均値」ではありません。

実際に1年以内に自然妊娠したカップルのデータのうち、下位約5%を下回らないラインとして設定されています。

つまり、

  • 基準値以上=妊娠できる保証ではない
  • 基準値以下=妊娠できないわけではない

という解釈になります。

あくまで「自然妊娠の可能性の目安」として使われています。


精液検査の結果(1回目・2回目比較)

■検査結果一覧

項目WHO基準1回目2回目
精子生存率54%以上12%52%
精子正常形態率4%以上2%3%
精子前進運動率30%以上28%18%
総精子数3900万以上6800万3100万
精液量1.4ml以上3.8ml3.1ml
精液濃度1600万/ml以上1800万/ml1000万/ml

検査結果の評価

今回の検査では、複数項目でWHO基準を下回っていました。

診断レポートには、精子の運動率・形態率・生存率ともに自然妊娠を期待するには非常に不良と書かれてありました。

結果を見た時の正直な印象

結果を見たとき、まず目に入ったのが

「自然妊娠を期待するには非常に不良」

というコメントでした。

正直、「自然妊娠できないかもしれない」と一気に現実味が出て、かなりショックを受けました。

それまで大きな問題があるとは思ってなかったので、数値を見た瞬間のギャップが大きかったです。

医師の説明

今回の検査では、精子運動率・形態率・生存率など複数項目でWHO基準を下回っており

医師からは、

  • 自然妊娠の可能性は低下している可能性がある
  • ただし改善や治療の余地はある

という説明がありました。

「妊娠できない」という意味ではなく、あくまで「確率が低下している可能性がある」という位置づけです

禁欲期間と検査のばらつき

精液検査は、条件によって数値が大きく変動します。

主な影響要因は以下です。

  • 禁欲期間
  • 体調
  • ストレス
  • 発熱

今回の禁欲期間は

  • 1回目:約5日
  • 2回目:3日

一般的には2~4日程度が安定しやすいとされおり、条件の違いも今回の検査の数値差に影響している可能性があります。

そのため、精液検査は1回の結果だけではなく、条件を揃えて複数回見ることの重要性を実感しました。


精索静脈瘤との関係

今回の検査で、「精索静脈瘤」と診断されました。

これは、精巣周囲の静脈が逆流して、血管が拡張してしまう状態です。

このとき問題になるのが、

→「※精巣の温度が慢性的に上がること」です

その影響で、

  • 精子の質低下
  • 運動率低下
  • DNAへの影響

などが起こる可能性があるとされています。

男性不妊の原因として比較的多いとされています。

検査を受けて感じたこと

結果を見た時は正直かなりショックでしたが、今振り返ると

「早めに分かったってよかったな」

という気持ちもあります。

精索静脈瘤みたいに男性不妊は自覚症状がほとんどないことが多いので、
気づくのが遅れるケースも少なくありません。

今回のように早めに原因が分かったことで、

良かった点
  • 治療や改善の選択肢を早く検討できる
  • 妊活の方針を整理できる
  • 無駄に悩み続ける時間を減らせる可能性がある

という点は大きかったと思います。

検査で

「問題が見つかったこと」はネガティブでも、

「早くわかったこと」は今後にとってとてもプラスだったと思っています。


まとめ

今回の精液検査では、

  • 基準値を下回る項目が複数
  • 精索静脈瘤の診断
  • 条件によって結果が変動することを実感

現在は治療の一環として精索静脈瘤の手術を検討しています。

精液検査は一度の結果ですべてが決まるものではなく、
原因と向き合いながら改善の可能性を探っていくものだと感じています。

男性不妊は自覚症状がないことも多く、検査を受けて初めて分かるケースがほとんどです。

実際、私たちも検査を受けるまで全く気づいていませんでした。

妊活を始める前や、不安を感じた時には、一度検査を受けてみることも選択肢の一つだと思います。

同じように不安を感じている方の参考になれば幸いです。

今回の内容は、あくまで私たちが実際に体験した検査結果と経験をまとめたものです。
医者の診断や結果の解釈は、年齢、体調、生活習慣などの背景によって変わってくるため、参考の一つとしてみていただけたらと思います。

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