※この記事は、私たち夫婦の体験談です。
検査結果や診断、治療方針には個人差があります。
医療的な判断が必要な場合は、専門の医療機関へ相談してください。
女性ブライダルチェックで、
ネックレスサインを指摘されました。
その時点では、
まだPCOSと確定したわけではありませんでした。
先生からは、
エコーだけで判断するのではなく、
ホルモン検査などの結果も含めて
総合的に判断すると説明されていました。
だから私は、
どこかでまだ思っていました。
違うかもしれない。
たまたまそう見えただけかもしれない。
でも、
検査結果を聞きに行った日。
私は医師から、
PCOSだと言われました。
これは、
私にも妊娠しづらさの原因があるかもしれないと、
はっきり分かった日の話です。
クリニックの前まで送ってもらった
検査結果を聞きに行く日。
夫が、
クリニックの前まで送ってくれました。
一緒に来てくれたことは心強かったけれど、
結果を聞くのは私ひとりでした。
診察室に入る前から、
少し緊張していました。
ネックレスサインを指摘されてから、
何度もPCOSについて検索していました。
排卵しづらい。
生理周期が長くなる。
排卵日の予測が難しい。
妊娠まで時間がかかることもある。
検索すればするほど、
不安になる言葉ばかりが目に入りました。
でも同時に、
まだ確定したわけじゃない。
そう思いたい気持ちもありました。
「多嚢胞性卵巣症候群と考えていいです」
診察室で、
先生から検査結果の説明を受けました。
そして言われました。
「多嚢胞性卵巣症候群と考えていいです」
その言葉を聞いた時、
私は静かにショックを受けました。
やっぱりそうなんだ。
そう思いました。
ネックレスサインを指摘された時から、
覚悟していた部分もありました。
でも、
「疑い」と「確定」は違いました。
もしかしたら違うかもしれない。
その小さな逃げ道が、
なくなったような気がしました。
診断は、ひとつの項目だけではなかった
先生の説明では、
PCOSはひとつの検査だけで
判断するものではないとのことでした。
月経の状態。
卵巣の超音波所見。
ホルモン検査の結果。
そうした複数の所見を見て、
総合的に判断するそうです。
私の場合は、
生理周期が長めなこと。
エコーで多嚢胞のような所見があったこと。
そしてホルモン検査で、
男性ホルモンの値とLHの値が
高めだったこと。
その説明を受けて、
「多嚢胞性卵巣症候群と考えていいです」
と言われました。
ただエコーでそう見えただけではなかったんだ。
いくつかの結果を合わせて、
そう判断されたんだ。
そう思うと、
胸の奥が重たくなりました。
私にも原因があったんだ
夫は男性不妊が分かりました。
精索静脈瘤があり、
手術も受けました。
そして今度は、
私にもPCOSがあると分かりました。
夫婦そろって、
妊娠しづらさにつながるかもしれない原因がある。
そう思うと、
胸が重たくなりました。
私だけは大丈夫だと思っていたわけではありません。
でも正直、
自分にも原因があると分かると、
やっぱりショックでした。
これから本当に妊娠できるのかな。
時間がかかるのかな。
治療が必要になるのかな。
そんな不安が、
一気に押し寄せてきました。
排卵日の予測が難しいと言われた
先生からは、
妊活中であれば、
排卵の予測が難しいこともあるだろうと説明されました。
まずは、
基礎体温をつけてみること。
排卵検査薬を使ってみること。
そして必要であれば、
不妊治療外来で相談すること。
排卵促進剤などを使う方法もあると聞きました。
ただ、その病院では
排卵促進剤の処方はしていないとのことでした。
必要なら、
不妊治療外来で相談してみるといいかもしれない。
そんな説明でした。
その時の私は、
まだ基礎体温もつけていませんでした。
排卵検査薬も使ったことがありませんでした。
妊活をしているつもりだったけれど、
実際にはまだ分からないことばかりでした。
できることが増えたというより、
やらなきゃいけないことが一気に増えたように感じました。
これから大変そうだと思った
診察室で話を聞きながら、
私は静かに現実を受け止めようとしていました。
基礎体温。
排卵検査薬。
排卵日の予測。
必要なら不妊治療外来。
ひとつひとつは、
できることなのかもしれません。
でもその時の私には、
全部が少し重く感じました。
夫の手術が終わって、
少し前に進めたと思っていました。
でも今度は、
私の身体のことでまた考えることが増えました。
妊活って、
こんなに次から次へと不安が出てくるんだ。
そう思いました。
夫に伝えるのが少し怖かった
結果を聞いたあと、
夫に伝えることも少し怖かったです。
夫はすでに、
自分の男性不妊や手術のことで向き合ってくれていました。
そこに今度は、
私のPCOSの話。
また不安を増やしてしまう気がしました。
でも、
ひとりで抱えることではないとも分かっていました。
妊活は、
私だけの問題でも、
夫だけの問題でもありません。
だから私は、
夫に結果を伝えました。
PCOSと考えていいと言われたこと。
排卵日の予測が難しいかもしれないこと。
基礎体温や排卵検査薬をすすめられたこと。
必要なら不妊治療外来も考えること。
話しながら、
自分でも少しずつ現実を受け止めていく感じがしました。
「一緒にがんばろうね」
夫は、
私の話を聞いてくれました。
そして、
「一緒にがんばろうね」
と言ってくれました。
その言葉に、
私は救われました。
夫の男性不妊が分かった時、
私はかなり焦っていました。
夫との温度差に苦しくなって、
何度も喧嘩しました。
でもこの頃の夫は、
少しずつ妊活に向き合おうとしてくれていました。
私が不安になった時、
ちゃんと聞こうとしてくれる。
一緒に考えようとしてくれる。
そのことが、
とても心強かったです。
できることから始めようと思った
PCOSと確定したことは、
ショックでした。
でも、
何もできないわけではありませんでした。
まずは基礎体温をつけてみる。
排卵検査薬を使ってみる。
必要なら不妊治療外来に相談する。
できることはありました。
もちろん、
すぐに前向きになれたわけではありません。
不安はありました。
落ち込む気持ちもありました。
でも、
分からないまま不安でいるより、
分かった上でできることを探す方がいい。
そう思うようにしました。
「私も不妊かもしれない」と思った日
PCOSと聞いた時、
私は自分も不妊なのかもしれないと思いました。
もちろん、
PCOSだから必ず妊娠できないということではありません。
でも当時の私は、
そこまで冷静には考えられませんでした。
夫は男性不妊。
私はPCOS。
そう並べて考えてしまって、
不安になりました。
これから時間がかかるのかもしれない。
自然妊娠は難しいのかもしれない。
治療が必要になるのかもしれない。
そんなことばかり考えていました。
でも同時に、
夫と一緒なら頑張れるかもしれないとも思いました。
それは、
少し前の私にはなかった感覚でした。
今振り返って思うこと
PCOSと確定した日は、
やっぱりショックでした。
ネックレスサインを指摘された時から、
なんとなく覚悟はしていました。
でも、
実際に診断として聞くと、
心の重さは違いました。
自分にも原因があるかもしれない。
そう分かったことで、
妊活がまた少し現実になりました。
でも今振り返ると、
この日も前に進むための一歩だったと思います。
知らなかったら、
排卵日の予測が難しいことにも気づけなかったかもしれません。
基礎体温や排卵検査薬を始めようとも
思わなかったかもしれません。
不妊治療外来に相談する選択肢も、
もっと遠いものだったかもしれません。
知ることは怖い。
でも、
知ったからこそ動けることもありました。
同じように不安を感じている人へ
検査で何かを指摘されると、
すごく不安になります。
まだ詳しいことが分からなくても、
検索して、
落ち込んで、
悪い方へ考えてしまうこともあります。
私もそうでした。
PCOSと聞いた時、
自分も不妊なのかもしれないと思いました。
でも、
診断されたことは、
終わりではありませんでした。
自分の身体を知るための始まりでした。
不安になってもいいと思います。
落ち込んでもいいと思います。
その上で、
できることをひとつずつ考えていけたら、
それだけで十分前に進んでいるのだと思います。
次のお話
PCOSと分かったことで、
私は基礎体温や排卵検査薬を考えるようになりました。
一方で、
夫の手術から1か月が経ち、
術後の検査の日も近づいていました。
手術で本当に変化はあるのか。
少しでも良くなっているのか。
不安と期待が入り混じる中で、
夫の精液検査の結果を聞きました。
次のお話では、
手術から1か月後、
夫とハイタッチした日のことを書いています。
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私たちの妊活ストーリーは、
こちらに時系列でまとめています。


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