精液検査で「非常に不良」と言われた体験談|夫の数値と男性不妊が分かった日

※この記事は、私たち夫婦の体験談です。
精液検査の結果や診断の受け止め方は、年齢・体調・検査条件・病院の方針によって異なります。
不安なことがある場合は、自己判断せず、必ず医療機関へ相談してください。

夫の精液検査の結果を見た時、
私が最初に目にしたのは、

「自然妊娠を期待するには非常に不良」

という言葉でした。

それまで、
夫側に大きな問題があるとは思っていませんでした。

だから、その文字を見た瞬間、
頭が真っ白になりました。

自然妊娠は難しいのかな。
男性不妊なのかな。
これからどうしたらいいんだろう。

一気に不安が押し寄せてきました。

この記事では、
夫の精液検査で「非常に不良」と言われた時のこと、
実際の数値、精索静脈瘤の可能性、
その後夫婦でどう向き合ったかをまとめます。

同じように検査結果を見て不安になっている方の参考になれば嬉しいです。

先に結論|精液検査で男性不妊の可能性が分かりました

夫の場合、
精液検査で複数の項目が基準を下回っていました。

検査結果には、
精子の運動率、形態率、生存率などが、
自然妊娠を期待するには非常に不良という内容で書かれていました。

さらに、精巣エコーでは、
精索静脈瘤の可能性も指摘されました。

夫の検査で分かったこと

  • 精液検査で基準値を下回る項目が複数あった
  • 「自然妊娠を期待するには非常に不良」と書かれていた
  • 精索静脈瘤の可能性も指摘された
  • その後、男性不妊外来で再検査を受けることになった
  • 最終的に、精索静脈瘤の手術を選ぶ流れにつながった

ただ、結果が悪かったからといって、
その場ですべてが決まったわけではありません。

先生からは、
再検査や治療の選択肢についても説明がありました。

私たちにとってこの検査結果は、
「終わり」ではなく、
男性不妊と向き合い始めるきっかけになりました。

精液検査を受けたきっかけ

夫が精液検査を受けたきっかけは、
男性ブライダルチェックでした。

最初から男性不妊を疑っていたわけではありません。

もともとは、性感染症の不安もあり、
念のため検査を受けてもらうことになりました。

結婚して避妊をやめ、
これから妊活を始めていく時期でした。

私の中には、
「夫にも一度ちゃんと検査を受けてほしい」
という気持ちがありました。

でも正直、
この時点では、精液検査で大きな異常が見つかるとは思っていませんでした。

どこかで、
「念のための確認」くらいに考えていたと思います。

結果に書かれていた「非常に不良」という言葉

検査結果を見た時、
一番強く残っているのは、やっぱりこの言葉です。

「自然妊娠を期待するには非常に不良」

その文字を見た瞬間、
胸がぎゅっとなりました。

妊活を始めたばかりで、
まだ心のどこかでは、
「そのうち自然に授かれるもの」だと思っていました。

でも、結果用紙に書かれていた言葉は、
その期待を一気に揺らすものでした。

もちろん、
「非常に不良」と書かれていたからといって、
妊娠できないと決まったわけではありません。

でも当時の私は、
そこまで冷静に受け止めることができませんでした。

ただただ、
これからどうなるんだろうと不安でした。

夫の精液検査の数値

夫は、ブライダルチェックと再検査で、
精液検査を受けました。

検査表に記載されていた基準と、
夫の結果をまとめると、このような内容でした。

項目 検査表の基準 1回目 2回目
精子生存率 54%以上 12% 52%
精子正常形態率 4%以上 2% 3%
精子前進運動率 30%以上 28% 18%
総精子数 3900万以上 6800万 3100万
精液量 1.4ml以上 3.8ml 3.1ml
精子濃度 1600万/ml以上 1800万/ml 1000万/ml

1回目と2回目で、
良くなっている項目もあれば、
悪くなっている項目もありました。

この結果を見て、
精液検査は1回だけで判断するものではなく、
条件や体調によって変わることもあるのだと感じました。

ただ、どちらの結果も、
複数の項目で基準を下回っていました。

だからこそ、
「一度きちんと男性不妊外来で診てもらおう」
という流れになりました。

精液検査の結果は、条件によって変わることもある

精液検査は、
その時の体調や生活状況によって、
数値が変わることもあると説明を受けました。

夫の場合も、
1回目と2回目で結果に差がありました。

禁欲期間も、

  • 1回目:約5日
  • 2回目:約3日

と違っていました。

体調、ストレス、睡眠、発熱、禁欲期間など、
いろいろな要素が影響することもあるそうです。

だから、1回の結果だけを見て、
すぐにすべてを決めつける必要はないのだと思います。

でも、結果が悪かった時に冷静でいるのは、
簡単ではありませんでした。

数字を見ても、
専門的なことはすぐには分かりません。

ただ、
「良くないんだ」ということだけが、
強く伝わってきました。

その時の私の気持ち

結果を見た時、
私はかなりショックを受けました。

それまで、妊活は、
タイミングを取って、
そのうち妊娠できるものだと思っていました。

もちろん、簡単ではないことは分かっていたつもりです。

でも、結婚してすぐ、
いきなり「自然妊娠を期待するには非常に不良」という言葉を見るとは思っていませんでした。

これからどうしたらいいんだろう。
自然妊娠は難しいのかな。
夫はどう思っているんだろう。

不安ばかりが大きくなりました。

その頃の私は、
妊活と書いてあるものを見つけると、
何かしなきゃという気持ちでいっぱいになっていました。

葉酸サプリを見たり、
妊活グッズを調べたり、
とにかく不安を小さくする方法を探していました。

今振り返ると、
結果を受け止める前に、
何か行動していないと不安で仕方なかったのだと思います。

夫の反応

夫も、結果を見てショックを受けていました。

ただ、私とは受け止め方が少し違って見えました。

私からすると、
すぐに次の検査や治療に進みたい。

でも夫は、
すぐに動き出せるほど、気持ちが追いついていないようでした。

夫は、

「子どもできんかったらごめん」

と言ったことがありました。

その言葉を聞いた時、
私も胸が痛くなりました。

私も不安だったけれど、
夫も夫で、自分が原因かもしれないという重さを抱えていたのだと思います。

当時の私は、
早く前に進みたい気持ちが強すぎて、
夫の気持ちまで十分に見えていなかったかもしれません。

男性不妊は、
結果を受け取る側の心にも、大きく影響するのだと感じました。

精索静脈瘤の可能性も分かった

精液検査だけでなく、
精巣エコーでも気になる所見がありました。

そこで、精索静脈瘤の可能性を指摘されました。

精索静脈瘤は、
精巣まわりの静脈に血液が逆流し、
血管が拡張している状態だと説明されました。

夫の場合、
精液検査の結果が良くなかったことに加えて、
精索静脈瘤の可能性もあったため、
男性不妊外来で詳しく診てもらうことになりました。

この時点では、
まだ「手術をする」と決まっていたわけではありません。

でも、原因かもしれないものが見つかったことで、
これから考えるべきことが一気に増えたように感じました。

すぐには受け止められなかった

検査結果を見たからといって、
すぐに気持ちを切り替えられたわけではありません。

むしろ、最初は、
「まだ信じたくない」
という気持ちがありました。

たまたま結果が悪かっただけかもしれない。
次は良くなるかもしれない。
自然妊娠できる可能性だってあるかもしれない。

そう思いたい自分もいました。

でも一方で、
このまま何もせずに時間が過ぎていくことも怖かったです。

妊活は、夫婦ふたりのこと。

でも、検査結果を見た直後は、
私の焦りと夫の受け止め方に差がありました。

私はすぐに調べ始め、
夫にはもう一度病院へ行ってほしいと思っていました。

でも夫は、
まだ気持ちが追いついていないように見えました。

この温度差が、
その後の夫婦のすれ違いにもつながっていきました。

早めに分かってよかったと思えるようになった

結果を見た時は、
本当にショックでした。

でも今振り返ると、
早めに分かってよかったと思う気持ちもあります。

男性不妊は、
自覚症状がほとんどないことも多いと思います。

実際、夫も検査を受けるまで、
自分に何か原因があるかもしれないとは思っていませんでした。

もし検査を受けていなかったら、
私たちはしばらく、原因が分からないまま悩んでいたかもしれません。

もちろん、問題が見つかったこと自体はつらかったです。

でも、早く分かったことで、

  • 再検査に進めた
  • 精索静脈瘤の可能性に気づけた
  • 治療の選択肢を考えられた
  • 夫婦で妊活について話し合うきっかけになった

という面もありました。

検査で問題が見つかったことはつらかったです。
でも、早く分かったことは、
私たちにとって前に進むきっかけにもなりました。

その後、男性不妊外来へ進むことにした

精液検査の結果と精索静脈瘤の可能性を受けて、
その後、夫は男性不妊外来を受診することになりました。

正直、ここに進むまでにも、
夫婦ですれ違いはありました。

私は早く再検査に行ってほしい。
でも、夫はなかなか行動に移せない。

その温度差が苦しかったです。

でも最終的には、
夫が再検査を受け、
両側の精索静脈瘤と診断されました。

そこから、手術をするかどうか、
夫婦で考えていくことになります。

精液検査で悪い結果が出た時は、
その場で気持ちが止まってしまうような感覚がありました。

でも、再検査や診察を通して、
少しずつ次に何をするかが見えていきました。

まとめ|悪い結果はつらかったけれど、向き合うきっかけになった

夫の精液検査では、
複数の項目で基準値を下回っていました。

結果用紙には、

「自然妊娠を期待するには非常に不良」

という内容が書かれていました。

その言葉を見た時、
私はかなりショックを受けました。

夫も、
自分が原因かもしれないという重さを感じていたと思います。

さらに、精索静脈瘤の可能性も分かり、
その後、男性不妊外来で再検査を受けることになりました。

この記事のまとめ

  • 夫は男性ブライダルチェックで精液検査を受けた
  • 複数の項目で基準値を下回っていた
  • 「自然妊娠を期待するには非常に不良」と書かれていた
  • 結果を見た時は、私も夫もショックを受けた
  • 精索静脈瘤の可能性も指摘された
  • その後、男性不妊外来で再検査を受けることになった
  • つらい結果だったけれど、早く分かったことで次に進むきっかけになった

精液検査の結果が悪いと、
どうしても不安になります。

でも、1回の結果だけで、
すべてが決まるわけではないと思います。

私たちの場合は、
結果をきっかけに再検査へ進み、
精索静脈瘤という原因の可能性に向き合うことになりました。

同じように不安を感じている方にとって、
「検査結果が悪くても、そこから考えられることがある」
と思えるきっかけになれば嬉しいです。

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